こんにちは、無職です。
こどおぢ3日目になり落ち着いてきたので、引っ越し編をお届けします。
正直今回おもしろポイントは殆ど無いです。
退去がどんな感じだったのかに興味があれば読んでください。
契約
転居に際してまず、契約関係を見直しました。
すると
特約事項
室内クリーニング35000円
エアコン清掃25000円
水回り消毒15000円
・・・・・・高くね?
ちゃんと確認していなかったこちらが悪いといえばそうなのですが、
なんやねん、エアコン清掃25000円って、ぼったくりやろ!
国土交通省が出している転居のガイドラインによると、
上記は本来貸主負担なのですが、特約に金額も含めて明記すると有効らしいです。
異動に余裕があればそこらへんもきちんと確認できたのでしょうけど、内見1回で即契約しないと次の職場の勤務開始に間に合わないというクソ日程を出してきた会社が悪いです。
契約内容に不満があっても折衝に時間が掛けられないですからね。
1つこの契約に予期せぬ落とし穴がありまして、
今回名義人が私じゃないんですよ。
会社の社宅扱いで入居をしていたため、
その社宅管理代行の会社が名義人で、私に又貸しする流れでした。
つまり、
不動産屋
⇅契約
社宅管理会社
↓
元弊社
↓
ワイ
の流れで結局は金を請求されるのですが、
自分の契約ではなかったんですね。
これが後々響きます。
ちなみに
敷金は会社が支払っていて、礼金は私が負担しています。
会社の規則を確認したところ、退去に伴うクリーニング費は個人負担らしいので徹底的に不動産の立ち合い担当とバトルする覚悟を決めました。
問題点
さて、転居にあたって懸念していたことは2つありました。
①ぶっ壊した網戸の修理費、他補修が必要と判断されないかどうか。
これなんですけど・・・・・
上から降ろすタイプの網戸(?)が下に降りたまま上がらなくなるバグが発生しました。
ベランダにはまとめて洗濯した服が人質に取られており、会社に着て行く服が無かったので泣く泣く網戸を突き破りました。
前川みくのTシャツで出勤するわけにはいきませんもの。
完全にこちらの過失なのでこの部分は仕方ないと思っていて、あとはどのくらい法外な値段を吹っ掛けられるかだけでした。
正直過失はこの部分だけかなと思っていて、それ以外の部分で何か言われたら『通常の範囲内での損耗です』の1点張り大声パッション対決に持ち込むつもりでした。
②特約事項の金額
これに関しては契約のハンコを押してしまっている以上は0にはできないなと思っていました。
なので、インターネットで調べた清掃費の相場を元に値引き交渉をする予定でした。
退去のクリーニング費が自己負担な以上、ここをいかに減らせるかが快適な無職ライフを送れるかに直結します。
事前の学び
・住宅:「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について - 国土交通省
⇒必読。正直退去するときよりも入居するときに見るべき。
もしこれから一人暮らしを始める。ないし、引っ越しを考えている人はぜひ読んでほしい。
これを読んでいないとそもそも交渉のテーブルに着けません。
173ページもあるため全文は読めないですが、第1章は全文読んで理解しておき、
Q&Aと第3章の判例は自分に関係ありそうなものは全て目を通しています。
立ち合いの時に管理会社がガイドラインから逸れたことを言ったらすぐに確認できるように印刷をして立ち合いに臨みました。
ちなみに、東京都にお住いの方はプラスで東京都ルールというのもあるそうです。
不動産Gメンが言ってました。僕は仙台人なので知りません。
youtu.be
こっちの動画を見てからだとガイドラインの考えなどが理解しやすかったです。
一点だけこの動画で「特約のページにサインしていないとその特約は無効」と言っていたのですが、そういった判例が見つけられなかったので、そこは鵜呑みにできないかなと思いました。
とはいえ、退去立ち合いの立ち回りなどガイドライン以外でも必要な知識を補足してくれるので、他の退去の動画と比べても参考になりました。
立ち合い本番
28日に本番を迎えました。
不動産の人が来て対戦よろしくお願いしますと伝えてバトル開始。
担当者が部屋に入って開口一番、思いがけないことを言うのです。
『その網戸大家に確認したところ過失など無しでそのままでいいそうです。』
ゑ?
ゑ!?!?!?!?
正直マジで予期していなかったので訳が分かりませんでした。
とはいえ、ラッキーということでそのまま立ち合いを進めていきます。
そして担当者が勝手に見始めて10分くらいしたら
「はい、大丈夫ですね。」
ぼく「!?!?!?!?!?」
退去をしたことがなかったので分からないのですが、
もっと
「このフローリングの凹みはなんですか!」
とか
「トイレのフチの黒スミが酷い」
とかそういうところで揉めまくって
「これは通常の損耗の範囲です!」のパッション対決をするのかなと身構えていただけに肩透かしを喰らいました。
あれ?こんなあっさり終わるんですか?
もっとパッション滾らせて熱くやろうぜ!バーーーニング!!と内なる河村隆が言っていたのですが、揉めないことに越したことはないです。
(波動球はバーニング!って言いながら撃つだけで成立するから小1の時友達とのテニスでみんな使ってた)
そして、最後に
「特約に記載の3項目のお支払いだけで大丈夫ですね」と言われたので
ぼく(キタ!!!)
ぼく「その特約なんですけど、相場よりだいぶ高くないですか?値下げするか見積もり取ってください。」
管理会社「うーーーん、そう言われても既に契約していますし・・・」
「それって社宅の管理会社様には伝えられてますか?」
ぼく「いや、してないですけど・・・」
管理会社「そうなるとこの契約の名義人は社宅管理会社様なので勝手にできないんですよね。」
ぼく「・・・・・・・・・・あ」
ということで値下げできなくね?となり、慌てて管理会社へ電話するも
管理会社「会社的に無理😁😁😁😁😁」
ぼく「うんち」
ということで、そもそも名義人が自分でない以上契約内容を変更する権利が私に無かったんですよね。
本当は食い下がりたくなかったのですが、
網戸破壊をチャラにしてもらった分とトントンということで折れました。
こればっかりは私のパッションどうこうではないなと判断しました。(法学部並感)
計70000円+税の特約の金額にサインして終わりにしてきました。
正直網戸込みで10万くらいかなと見積もっていたので、良かったかなというのが個人的な評価です。
入居、退去に関する知識は付いたので、こどおぢ脱出編で活かせたらと思いました。
まあ、無職日記最大の盛り上がりを見せると思っていた退去編でしたが、
こんな感じであまりにもあっけない終わり方で幕を閉じました。
この先の無職日記ですが、おもしろいネタがあったら書いていきます。
人生は勉強や!